昇降式ステージは、床からの高さを自由に変えられる位置決めステージです。ステージを支えるフレーム、ステージの高さを調整する昇降機構、ステージ(平台)から成り立っています。本記事では、昇降式ステージの特徴や活用例を解説します。
昇降式位置決めステージは、高精度な位置決めが可能で、ミクロン単位での制御ができます。これにより、微細な調整や高精度な測定が求められる場面で非常に有効です。
主に垂直方向に移動する機構を持ち、試料や機器を上下に動かすことができます。これにより、異なる高さの試料を調整したり、焦点を合わせる作業が容易になります。
昇降式位置決めステージは、モーター駆動(電動)タイプと手動操作タイプがあります。モーター駆動タイプは自動化システムに組み込むことができ、リモート操作やプログラム制御が可能です。一方、手動タイプは簡便でコストパフォーマンスが高く、調整が容易です。
位置決めステージは"大は小を兼ねない"機器。ピッタリの精度で動く「ちょうどいいステージ」が必要です。だからこそ、豊富なラインナップを持つメーカーに相談するのが一番の近道。ただ、それでも見つからなかった場合に備えて、カスタム開発に取り組む会社を選んでおくとベターです。
このサイトではその両方を兼ね備えたおすすめのメーカーを、ピエゾステージ・ステッピングモータステージ・リニアモータステージという動作範囲の違う3種類ごとに紹介しています。ぜひ導入の参考にしてみてください。
求める精度を実現できる
位置決めステージメーカー
3選をさっそく見る
昇降式位置決めステージは、顕微鏡で試料の焦点合わせや高さ調整に使用されます。異なる高さの試料や厚みのある試料を正確に観察するために、ステージの垂直位置を調整します。
レーザー加工機では、レーザービームの焦点位置を正確に設定するために昇降式位置決めステージが使用されます。また、レーザー検査装置でも、対象物の高さを調整して最適な検査条件を確保します。
半導体の製造や検査過程で、ウェハーの高さ調整に使用されます。特に、フォトリソグラフィ工程や検査装置での正確な位置決めが重要です。
3Dプリンターでは、昇降式位置決めステージがプリントベッドの高さ調整に使用されます。これにより、プリント開始前に正確なベッドレベリングが可能となり、高品質なプリントが実現します。
材料試験装置では、試料の高さを調整するために昇降式位置決めステージが使用されます。特に、引張試験や圧縮試験などで、試料を適切な位置にセットし、正確な測定を行うために必要です。
位置決めステージを動作範囲の小さい順に並べると、ピエゾステージ・ステッピングモータステージ・リニアモータステージの3種類に大きく分類できます。充実したラインナップから選べて、いざというときはカスタム開発もできるおすすめメーカーをご紹介しているので、依頼先選びの参考にしてみてください。
引用:フィジックス テクノロジー公式サイト
(https://physix-tech.com/index.html)
引用:コムス公式サイト
(https://www.coms-corp.co.jp/)
引用:日本トムソン公式サイト
(https://www.ikont.co.jp/)